設定を変更する

ストック・オプション評価に関する
いくつかの基本的な設定を変更することができます。

画面の下方にある,「Settings」ボタンをクリックします。
Gosettings

設定画面が表示されます。
Settings

ここで設定できるのは,次の項目です。

  • ボラティリティ(株価の変動率)を算定するときに使用する,年間営業日数
  • 2項モデルで権利行使残存期間をいくつの期間に分けて計算するか
  • ストック・オプション価格の算定のときに,
  • ブラック・ショールズ式と2項モデルを一緒に算定するかどうか
  • ストック・オプション価格の精度を小数点以下何位までにするか

営業日数の日数
Workday
240日〜250日という設定が一般的と思われます。

分割期間数
Bi Devision

Bi Division Pa
5,10,20の3種類から選択します。

同時計算の設定
Bs Bi

同時計算をしたいときは,チェックボックスをチェックします。
Bs Bi Ck

小数点以下の設定
Round

Round Pa
0,1,2の3種類から選択します。

各値を変更した時点で,設定は有効になります。

いままでの算定データ履歴を見る

Optionsでは算定結果を保存することができます。
保存可能データ数に制限は(実質)ありません。
正確には,ファイルメーカーのデータ容量にしたがうことになるので,8テラバイトですが。

いままでの算定データを閲覧するには,
HOME画面上のメニューバーにある「いままでの算定データ」をクリックします。
Viewdata

あるいは,センターメニューから「」を選んで,Goボタンをクリックします。
Goviewdata

算定データの一覧が表示されます。

Dataview

一覧表示画面には,次のような情報が表示されています。

  • ブラック・ショールズ式によるストック・オプションの評価額
  • 2項モデルによるヨーロピアンタイプのストック・オプションの評価額
  • 2項モデルによるアメリカンタイプのストック・オプションの評価額

評価の前提とした,

  • 株式の価額
  • 権利行使価格
  • 権利行使残存期間
  • ボラティリティ(株価変動率)
  • リスクフリーレート(無リスクの利子率)
  • 予想配当率
    2項モデルにおける分割期間数

また,一覧表示画面では,次のような操作ができます。

V Memo
メモの記入

V Info
データ作成者・作成日および修正者・修正日情報の表示

V Copy
データのコピー

V Del
データの削除

V Export
一覧データのエクスポート

テスト,テスト,テスト

仮想データを入力してのテストをしています。

エクセルにブラック・ショールズ式を設定して,
変数(原資産価格やボラティリティやリスクフリーレートなど)を入力すると,
ストック・オプションの価格が計算される

というシートを作ってテストをするのですが,
このとき,テストにつかう変数は,それこそ,
現実的な想定から,現実的でない想定(たとえば権利行使期間90年とか)までを
ランダムに(あるいは考えなくとも言いますが)入力していきます。

ブラック・ショールズ式のテストというのは,
実はそれほど困難ではありません。
エクセルシート上の一行にひとつのテストケースを設定できるので,
漸進的に異なるデータを作るのも簡単です。

それに対して,二項モデルのテストというのは,
エクセル上にバイノミナルツリーモデルを作るだけでも相当な手間がかかります。
その上,視認性を考えると,ひとつのシートにひとつのツリーモデルに限られるので,
テスト件数分だけシートが必要。
しかもOptionsでは分割期間をいくつかの中から選択できるので,そのパターン分だけ,
シートも増えていくということになります。

いずれにせよ,テスト,テスト,テスト,です。

データを削除する

算定データを削除するには,算定画面(左下)にある
[データ削除]ボタンをクリックします。

Deletedata

データ削除の確認ダイアログが表示されます。
Delete-2

削除する場合には,[削除]ボタンをクリックします。

一度削除したデータは復元することができません。
データの削除は慎重に行ってください。

前のデータを見る/次のデータを見る

ひとつ前の算定データを見るには,算定画面(左方)にある
[Prev]ボタンをクリックします。

Goprev

ひとつ次の算定データを見るには,算定画面(右方)にある
[Next]ボタンをクリックします。

Gonext

メモを書く

算定データには,1件ごとにメモ(付箋)をつけることができます。

オプション価格の算定画面で,右上にある「メモアイコン」をクリックします。
Memobutton

ダイアログ画面が表示されます。
Memo1

メモ枠にテキストを入力して,[OK]ボタンをクリックします。
Memo3

すでにメモが記入されている場合は,メモアイコンをクリックすると,
下のようなダイアログが表示されます。
Memo4

メモを書き換えないときは,[OK]ボタンをクリックします。
メモを書き換えたいときは,[記入する]ボタンをクリックします。
Memo5

メモの内容を書き換えて,[OK]ボタンをクリックすると,上書き保存されます。

データをインポートする|株価データのインポート

オプション価格を算定する|ブラック・ショールズ式を使う(1) « How to use Options?:
オプション価格を算定する|2項モデルを使う(1) « How to use Options?:

ボラティリティを観測する期間(算定期間)を指定します。
(あらかじめ株価情報を保存しておく必要がありますが,
それについては,別のエントリーで紹介します。)

オプション価格の算定に使う,ボラティリティは,
算定結果の精度を高めるために,過去数期間の推移をベースに決定することが適当だと思われます。

「ストック・オプション等に関する会計基準の適用指針」第10項でも,過去の株価実績に基づく予測(ヒストリカル・ボラティリティ)を基礎とする旨が述べられています。

「Options」ではこのため,
期間を選択して抽出した株価に対応するリターンをもとに,これを平均(算術平均)して,
その期間におけるボラティリティを算定します。

まずは,インポート機能を利用して,
あらかじめ過去の株価データを「Options」に保存しておきます。

HOME画面上のメニューバーにある「株価データ」をクリックします。
Menustock

あるいは,センターメニューから「株価データを見る」を選んで,Goボタンをクリックします。
Gostock

過去の株価データが一覧表示されます。
(データをインポートする前は,もちろん空白ですが)

Stockprice

画面下方の「エクセルデータをインポートする」をクリックします。
Import-2

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ここで,インポートするデータをあらかじめ作成しておく必要がありますが,
これは,エクセルで作成するのがもっとも容易だと思われます。

エクセルブックの標準的な構成を書くと,下記のようになります。
(1)シート数:1
(2)シート名称:任意
(3)各列のフィールド名(A1): HisDate (B1):Hajimari (C1):Takane (D1):Yasune (E1):Owari
(4)各列の書式設定(A列):yyyy.mm.dd (B列〜E列):#,##0.00

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「エクセルファイルから,株価データをインポートします」
というダイアログが表示されるので,[OK]をクリックします。

インポートするデータが含まれるエクセルファイルを選択して,
「開く」をクリックします。
Impexlstock

株価データがインポートされます。

「続けて日次リターンを計算します」というダイアログが表示されるので,
[OK]をクリックします。
Importedstock

「続けて日次リターンを計算します」で[キャンセル]をクリックした場合:

画面下方にある「日次リターンを計算する」をクリックすれば,日次リターンが計算されます。
Dailyreturn